旅の細かいことは、すっかり妻ひとりに任せっきりだった。


何せ、2012年は連続した休日を過ごせなかった、夏の前に彼女が


新聞の旅行案内広告をみて『これ安い、行かない? ガウディに会えるよ、

 

12月だって』 出発の2、3日前に『時差8時間か、それじゃ寝てる間に


到着?』とアホなことを云ったら、『何でもドーハ乗り継ぎで24時間だっ


て!!』 そんな訳で、妻と娘との3人のスペインの旅が始まった。


ドーハ空港でマドリード便まで3時間待機・・・・朝陽が空港の駐機場に


のぼってきた、成田を発って15時間経っている。


おヒゲのターバン姿の紳士2人が


目の前で、何やら話し込んでいた。



そして、飛行機はドーハを離れ








9時間後にマドリード・バラハス国際空港第4ターミナルへ着いた。


何と、リチャード・ロジャース設計の建築空間にいきなり遭遇、


ターミナルが他にも数々あるのに、カタール航空に感謝!!


自分たちが若き日頃はリチャード・ロジャースと云えば、『アーキグラム』


アンビルト建築の騎手・革命児でその建築思想は建築機会を与えられない


世代の代弁者であったのだろう・・・その建築家が設計し建てている・・

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 ・すっかり『日常』を忘れかけている自分、夢旅人になれるか?・・・☆